【大型急速解凍機】解凍方法の種類・大型急速解凍機のメリット・歩留まり向上やコスト削減のために!

column

食品の解凍方法の種類・業務用の大型急速解凍機のメリット

大型の急速解凍機の導入ならプロトンエンジニアリング株式会社にお任せください。新型コロナの感染症が発生して以降、感染拡大を防止する観点から、人との接触を避け、通販での食品購入や食事を注文する需要も増え続けております。大型の急速解凍機は低温蒸気による急速解凍を実現し納期の短縮品質保持へと繋がります。

さらに大型の急速解凍機を導入することによって、多くの業者が食品ロスの削減に成功しています。冷凍食品の管理は冷凍技術が重要ですが、解凍方法が適切ではないと食品ロスを起こしてしまいます。歩留まり改善のためにも、大型の急速解凍機導入がおすすめです。しかし、急速解凍機には様々な種類がありますので、どれを導入してよいかわからない方も多いでしょう。こちらでは、代表的な解凍機をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

プロトンエンジニアリング株式会社が販売する急速解凍機「プロトン解凍機」は、購入された企業様のビジネスの幅を広げるお手伝いをいたします。「完全解凍~半解凍、小型標準機~大型」まで、ニーズに合わせた対応が可能です。導入をご検討の際は、ぜひご連絡ください。

どんな解凍方法がある?大型急速解凍機のメリットは?

現在は急速冷凍の技術が普及し、食品の管理技術も向上しました。冷凍技術と同じく大事なのが解凍技術です。解凍方法によっては、仕上がりにムラが出てしまい、食品の品質を落としかねません。そこでおすすめしたいのが、大型急速解凍機の導入です。

一般的な解凍方法とどのように違うのでしょうか。こちらでは、一般的な解凍方法の種類や大型急速解凍機導入のメリットについてご紹介いたします。

解凍方法別、解凍時間の比較

食品の解凍方法の種類

一般的な冷凍食品の解凍方法は、以下のとおりです。※商品サイズは2kg前後、手法により溶かし具合(半解凍・完全解凍)も異なります。

自然解凍

常温で自然に解凍する方法です。解凍目安は5~12時間と、長い時間がかかります。表面と中心部の温度差が大きくなりますので、ドリップが発生してしまいます。また、長時間常温に置いておくことで、細菌の繁殖のリスクも高まりますので注意が必要です。

流水解凍

水道水を流して解凍する方法です。液体は熱伝達率がよいので、自然解凍よりもスピーディに、1~4時間程度で解凍することができます。しかし、ドリップも出やすく、酵素反応で組織がダメージを受けてしまいます。特に夏場の室温が高いときは水道水の温度が高くなり、細菌の繁殖が進むため注意が必要です。

氷水解凍

流水解凍とほぼ同じ解凍方法ですが、氷水を使うことで食品との温度差を少なくし、酵素反応による品質の変化を防ぐことができます。解凍時間の目安は1~6時間程度です。

冷蔵庫解凍

冷蔵庫で解凍する方法です。解凍に半日〜1日と時間はかかりますが、食品の表面と中心温度が均一に解凍されるので、ドリップが出にくくなります。しかし、氷結晶が大きくなるマイナス1〜5℃の間に長時間留まるため、食品の組織がダメージを受けやすくなるのが注意点です。

上記の方法だと、解凍に時間がかかるだけでなく、ドリップの発生により品質が低下してしまいます。大型急速解凍機であれば、解凍時間を大幅に短縮した上で品質を保つことができます。

プロトンエンジニアリング株式会社では、「プロトン解凍・凍結テスト」を行うことができます。どうぞお気軽にお尋ねください。

大型急速解凍機の導入のメリット

食品を解凍に大型急速解凍機を導入するメリット

大型急速解凍機の導入により得られるメリットには、以下のようなことが挙げられます。

  • 解凍速度が早い
  • ドリップの流出を防ぐことができる
  • 食品の細胞を傷つけない
  • 表面温度管理が容易で、衛生的な解凍ができる
  • 季節に影響されず、誰が作業しても同じ品質・解凍状態に仕上げることができる

食品を解凍する際は、低温で解凍するということが非常に重要です。この場合、冷蔵庫での解凍をイメージする方も多いと思いますが、解凍するのに多くの時間を要してしまいます。
だからといって、ぬるま湯や高温の状態にさらして解凍するのも不適切です。

最もよい方法は、食品を低温状態のまま、劣化させることなく急速に解凍することです。食品の下処理次第では、食品の劣化を防ぎつつ解凍スピードを上げることもできるかもしれません。しかし、なるべく手間を省きたいところです。

そこでおすすめしたいのが、大型急速解凍機の導入です。ドリップの流出を防ぎ、食品のおいしさを保ったまま急速に解凍することができます。また、解凍の作業を機械化することにより、解凍に要していた人員や時間を、他の作業に充てることが可能です。作業効率が大幅にアップすることでしょう。

大型急速解凍機を導入しよう!企業5社を比較!

食品の品質を維持するために、大型急速解凍機の導入がおすすめです。食品の品質を保持することは、歩留まりの改善にもつながります。

こちらでは、大型急速解凍機を導入した際、どのような改善ができるのか詳しく見ていきましょう。また、他社の代表的な解凍機をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

歩留まり向上やコスト削減のために大型急速解凍機を導入しよう!

食品ロス削減のために業務用の大型急速解凍機を導入しよう!

歩留まりとは、製造業に従事したことがある方であれば、馴染みの深い言葉です。

歩留まりとは、原料や材料に対して実際に得られた生産数の比率を指します。コストに影響する歩留まりは、多くの製造業が改善すべき課題の一つなのではないでしょうか。食品製造業においては、食品の廃棄ロスによる歩留まりが売上に大きく影響します。
大型急速解凍機の導入で、早い解凍や、品質の確保、生産性の向上が期待できます。

早い解凍

①早い解凍はドリップが減少する傾向にあります。表面温度がプラスになっている時間が短いからです。
②原料解凍に2週間かかっていたアイテムの場合は、受注から出荷まで2週間以上のリードタイムとなります。早い解凍(急速解凍)が実現できると、大幅なリードタイム短縮が可能です。
③解凍スペースも縮小できます。

品質の確保(プログラム解凍が衛生的で高品質を実現)

冷凍や解凍方法によって、食品の品質にばらつきが出ると、お客様への信用を失いかねません。「プログラム解凍」を使いこなすことで解凍時の表面温度が管理でき、使用したいタイミングで解凍が終了できます。また、誰が作業しても安定した品質に仕上げることが可能です。

生産性の向上

大型急速解凍機は食材投入後、自動で運転し冷蔵に切り換わります。その間に他の作業をすることができますので、作業効率が上がり生産性の向上が期待できるでしょう。

プロトンエンジニアリング株式会社では、お客様のニーズに応えたオンリーワンの提案力が強みです。お客様の条件に適した柔軟なご提案をさせていただきます。納入事例は、こちらを参考にしてください。

解凍機を扱う企業5社の製品を比較

業務用の食品解凍機製品を比較

業務解凍機は大型・小型などのサイズのほか、種類が豊富で、比較して検討することも大事です。

解凍機を選ぶ際の確認ポイント

  • 完全解凍できるか?半解凍対応か?
  • 表面温度管理制御のプログラムは可能か?
  • 解凍後の冷蔵機能はあるか?

こちらでは、解凍機を扱う5社の企業の製品をご紹介します。

山本ビニター株式会社

・高周波解凍装置テンパトロン小型バッチ式
コンパクト設計の解凍機です。

・高周波解凍装置テンパトロン中型バッチ式
多品種小ロットの解凍に最適です。

・高周波解凍装置テンパトロン連続式
ベルト送り方式となっており、大量に連続して解凍できます。

※いずれも高周波による内部加熱に優れており、-20℃ほどのブロック状の畜肉や魚肉、野菜なども、5~30分という短時間で均一に解凍することが可能です。

日本ハイコム株式会社

・マイクロ波寿司解凍装置
寿司専用の解凍装置で、ネタは冷たくシャリは温かくといった解凍ができます。

・IQFフルーツブロック解凍
IQFフルーツのブロックを・変形・変色・味・風味・食感の劣化なく解凍できます。

・和洋菓子用小型解凍機
中心部と表面を、ほぼ均一の温度に解凍できます。卓上と床置きタイプがあります。

フードテクノエンジニアリング株式会社

・サイドサテライトシステム
凝縮潜熱を利用した解凍方式でドリップを抑えることができます。タッチパネルで簡単に操作が可能です。耐水材質仕様で丸洗いが可能です。

明治機械株式会社

・MIP12 トンネルタイプ 解凍機
時間当たりの最大解凍能力は、15.4tです。

・MIP 10 バッチタイプ 解凍機
4分/1バッチ(136kg)の能力を誇ります。

・MIP 4 ミニバッチタイプ 解凍機
1分23秒/1バッチの能力を持ちます。

※いずれも電子レンジと同様の原理となっており、マイクロ波による解凍を行うMIPシリーズです。周波数は、電子レンジが2,450MHz、MIPシリーズは915MHzです。この違いにより、解凍の際の深透が格段に変わってきます。

株式会社サンテツ技研

・デパック解凍・鮮度保持機
デパックで作られる高電圧静電誘導による電気エネルギーで解凍する方法です。解凍後は、鮮度維持モードに切り替わります。

大型急速解凍機の導入をお考えなら!製品の詳細や価格を知りたい方はお気軽にお問い合わせを!

解凍には様々な方法がありますが、食品の品質を保持するためには大型急速解凍機の導入がおすすめです。

食品を製造・販売する上で大事なのは品質の保持です。大型急速解凍機であれば、高品質の保持が可能となり、歩留まりの向上にもつながります。

大型急速解凍機の導入を検討されているお客様は、ぜひプロトンエンジニアリング株式会社へご相談ください。お客様に最適な製品を、最適な価格でご案内いたします。

プロトン解凍機の納入事例

ホテル・旅館等に向けて和惣菜を製造されている高級食材加工の会社様

課題として以下の2つがありました。

  1. 冷凍庫が老朽化しているため、冷えが悪くなり冷凍時間が遅くなっている。
  2. 冷凍原料を解凍し加工、再凍結をしているが、解凍に時間がかかるため生産性が悪い。

冷蔵保管機能が搭載されている低温高湿度プロトン解凍機を導入後、冷凍時間は自然解凍で丸一日かかっていた解凍時間が3時間程に短縮、コストは新規で設置するより30%~40%に抑えられました。

果実ソース製造メーカー様

ペール缶の果汁ソースは表面温度の管理上、解凍温度を低くして冷蔵庫解凍を行っており、解凍に2週間以上かかっていました。低温高湿度プロトン解凍機を導入後、

  • 「24時間で解凍できるようになり、想像以上の早い解凍」
  • 「解凍状態も良い」
  • 「納期短縮できた」等

お客様からの高評価をいただきました。

大型急速解凍機をお求めの方はプロトンエンジニアリング株式会社

会社名 プロトンエンジニアリング株式会社
代表者 代表取締役 庄司 晃
設立 2018年3月26日
住所 〒140-0013 東京都品川区南大井二丁目7-9 アミューズKobayashiビル 3階
電話番号 03-6423-0478
FAX 03-6423-0479
URL https://proton-eng.co.jp/
アクセス 京急線「大森海岸駅」 徒歩8分
JR「大森駅」 徒歩16分