新人エンジニア・Kのダイアリー 【勉強編①】「膨張弁調整…」 | 食品業界に新しい風を巻き起こすプロトン解凍機を販売しその活用方法などを考察します

当社は「主にプロトン解凍機（低温高湿度解凍システム）」を製造・販売する会社です。         
そこで解凍機に必需品のクーラーなのですが、時には導入時に クーラーのパワーが通常より弱かったり、強かったりもあるのです 。

その時の、対応の一つとしてパワーを強弱付けることのできるのが膨張弁 と言われるものです。

・・・今回の主役、膨張弁！！ 膨張弁とは・・ 　

◆冷凍機で、凝縮された冷媒液を膨張気化させて低圧・低温にする弁。 　

◆設置の際の環境・冷媒毎の状況により開度設定が必要となります。
  圧力調整: 膨張弁は凝縮器を通過した冷媒液の圧力を調整します。    弁オリフィスを通過することで流れの抵抗により圧力降下を生じさせ、  蒸発器に流れる冷媒の圧力（蒸発圧力）を調整します。      
過熱度制御: 蒸発器の負荷変動に応じて冷媒流量を調整し、  過熱度は過熱蒸気の温度と、蒸発器出口の冷媒過熱度を一定に保ち、    圧縮機への液戻りを防ぎます。

例： 解凍庫に2台導入したクーラーのパワーに違いがあったりなかったり その時に、バランスを保つために膨張弁をイジイジ(閉めたり、開けたり)・・

その他の方法は、また出張の合間に(#^.^#) 日々、精進！！