大型急速凍結機:スパイラルフリーザー改修工事
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2021/10/11
テクニカルダイヤリー
古くなったスパイラルフリーザー、駆動は
「減速機と駆動モーターが一体になっている」タイプでした。
運転はできるものの、速度の調整ができなくなっていました。
スパイラルフリーザーは、停止すると工場の生産が止まってしまう重要なシステムです。
写真①の白い部分を回すことでスパイラル駆動コンベアの速度が変更できる構造でした。
写真① 既設スパイラル駆動周り
「制御的には電源を送るのみ」制御盤には速度表示もありません。
昔はこのようなシステムだったんだと・・勉強になります。
※ちなみに 補助駆動モーターもありません。
スパイラルコンベアとしては小型なので重りでテンションをかけているようです。
古い機械の為、減速機メーカーで修理ができないとのこと。
色々な角度から検討し、減速機とモーターを組み合わせ、既設の架台に設置。
短時間での切り替え工事となりました。
新しい「減速機+モーター」には専用の制御盤を設置。
ボリュームで周波数を変更し、
スパイラルコンベアの滞留時間を調整できるようにしました。
減速機とモーターを組み合わせています
新規モーター用にインバータ盤を設置しました
インバータはボリュームで速度を調整出来るようにしました。
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