【大型プロトン解凍機】食品工場へ設置　豚肉原料解凍 | 低温高湿度プロトン解凍 | プロトン凍結・解凍機を販売し導入した企業様から届いたご感想を共有いたします

豚肉冷凍原料を水解凍し、「ひき肉加工～加熱調理」を行っていた製造ラインへプロトン解凍機を導入しました。

既存ラインは、樹脂容器（ジャンボックス）による水解凍でした。

一般的に水解凍の課題は
　　　　　・解凍温度の管理がしにくい
　　　　　・肉の色が悪くなる
　　　　　・ドリップが多い
　　　　　・衛生的ではない
　　　　　・休日を挟む場合、休日に出勤し解凍作業を行う　　等

事前にプロトン解凍のテストを実施しました。
【結果】・水解凍のドリップが１０％以上であったのが、３％まで改善
　　　　・試験検査の結果、タンパク質の残量が　１４％アップ。

ユーザー様の社内稟議もスムーズに進み、導入に至りました。

製造初日、製造の皆さんが解凍後の肉の色合いに驚き、ひき肉工程へ。

ひき肉のチョッパーが機械停止を繰り返します。
　　　・従来は水解凍の水分を持ちこんで　流動性が良かった様子。
　　　・プロトン解凍では、肉質が改善（弾力が残っている）及び

            水を持ちこんでいないのでチョッパーに負担がかかった様子。

チョッパーのプレートを新品に交換し、フル稼働に入りました。
「肉質が改善され、良いトラブルだよ」とのこと。