冷却装置の熱交換器の緑錆洗浄
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2024/12/10
今回は設置から20年経過の企業から「冷却装置の熱交換器に緑錆が発生している」と緊急コール‼
まずは、現地調査へ
【現場調査報告】
①緑錆が庫内に飛散している状況。
②熱交換器の内側に緑錆が多く、その影響か銅フィンの肉厚が薄くなっている。触ると柔かい。
③熱交換器の内側 下部は銅管と銅フィンの接触部が腐蝕しており、浮き上がって・脱落しかけている。
④熱交換器の内側 日常の洗浄の影響か、フィンが斜めに折り曲げられた状態であった。
⑤使用冷媒が2020年に完全に廃止となっている『R22』を使用中。
【お客様の要望】
「清掃することで『冷却装置の熱交換機』をリセット」➔改善不可であれば「熱交換器の更新」
との事から急遽、熱交換器の緑錆洗浄を行うことに。
注意点!!
・経年劣化状態による復旧リスクも踏まえ、洗浄前後の運転・ガス保有状態の確認。
・洗浄作業にあたり、熱交換器を傷めないように細心の注意を払い洗浄を行う。
【作業報告】
作業手順:洗浄前運転確認⇒機器廻りの養生⇒電源遮断⇒冷却装置洗浄作業⇒試運転確認
洗浄の際のPOINT:洗浄だけではなく、乾燥後 再度洗浄を行う事で微細な緑青を除去できた。